高血圧はキケンだ、キケンだとあちらこちらで言われていますが、いったいどのようにキケンであるのかご存じでしょうか。
高血圧そのものは、単に血管を通る血液の圧力が高い状態を指しますが、この状態が続くことで、さまざまな合併症が現れてきます。
それが怖いのです。
何故なら、それらの合併症は、簡単に完治できるような病気ではないからなのですね。
そもそも、高血圧という状態では、自覚症状がほとんどありません。
どこかが我慢できないほど痛むとか、皮膚の色が変わったり発疹が出るなどするのであれば、人は誰でも病院へ駆け込みますでしょう。
しかし、高血圧にはそのような症状がないため、見過ごしてしまいがちになるのです。
健康診断などで血圧が高いと診断されたかたであっても、自覚症状が何もないのだから・・・と恐れることもなく安心しきってしまい、そのまま病院へ行かないというかたも多くいらっしゃいます。
そうしますと、ある日突然、ひどい頭痛がして脳の血管が切れたりするわけですね。
そうなってからでは、もうどうにもしようがありませんから、早めに病院へ行ってくださいと言っているのです。
高血圧が影響するのは脳ばかりではありません。
圧力のかかった血液が常に血管を流れていますから、当然ではありますが、血管に障害が起こることもしばしばですし、その血液を送り出す心臓にも大きな悪影響を与え、心臓疾患を招きます。
また、腎臓にも悪い影響を与えますから、腎疾患も招きます。
さらには、ちょっと意外な部分であるかもしれませんが、眼球にも多大な悪影響を及ぼします。
次回からは、高血圧が招くこれらの病を詳しく説明してゆきましょう。